当サイトについて
滑舌とは、役者にとって永遠のテーマです。私は以前、役者を志し、現在は裏方をしています。表に出る立場とは変わりましたが、滑舌の重要さは、痛いほどわかります。表と裏の両方を経験した、私ならではのアドバイスができればと思い、サイトを作成いたしました。ご参考になれば幸いです。

発声−トレーニング−


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発声練習。演劇をやられている方には、身近な練習だと思います。「発声練習とボイストレーニングは同じでは?」と思われた方がいるかもしれませんが、正確には発声練習とボイストレーニングとは、違います。声を鍛えるトレーニングとしては、一緒ですが、トレーニングする場所が違います。発声は、発声機構のトレーニング、発声の種類のことを言い、ボイストレーニングは、表現方法のことを言います。厳密に言えばの話で、発声練習・ボイストレーニングは同じと考えている方が多く一般的ではあります。発声練習は演劇、ボイストレーニングは歌に使われるケースが多いです。

発声練習ですが、声帯機構を鍛え、正門の調節を正確にする練習です。発声の種類は、有声音・無声音・ささやき声・息もれ声・きしみ声などの種類があります。正門の調節を敏感にすることで、これらが、正確に出るようになります。

正確に言葉を発することができるようになれば、滑舌の技術として、一歩前進したことになります。滑舌とは、日々の努力の積み重ねが大事です。誰でも同じで、日々、どれくらい努力をしているか?それによって滑舌の技術が変わってきます。

俳優を評価する立場にあった時には、まず滑舌を見ます。滑舌が出来ていないと、普段、基礎練習をせずに遊んでいるという評価になります。一番初めに見られる所と意識しておけば、自然と「練習しなきゃ」と思い、練習が続くようになります。考えるより、まず練習。練習あるのみです。