当サイトについて
滑舌とは、役者にとって永遠のテーマです。私は以前、役者を志し、現在は裏方をしています。表に出る立場とは変わりましたが、滑舌の重要さは、痛いほどわかります。表と裏の両方を経験した、私ならではのアドバイスができればと思い、サイトを作成いたしました。ご参考になれば幸いです。

滑舌とは?−基礎知識−


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滑舌と書いて、「かつぜつ」と読みます。「滑る(すべる)」「滑らか(なめらか)」「舌(した)」、または「活きる(いきる)」「舌(した)」と書きます。

滑舌とは、発声の一種です。滑舌は元は、業界用語、舞台用語で一般の辞書に載っていることは少ないですし、パソコンなどで「かつぜつ」と打っても「滑舌」と一発変換をしてくれるのは、少ないと思います。

意味は、なんとなく思っている通り、舌の回りが良く言葉を噛まずに伝わることです。現在では、テレビの影響などで広く伝わっているため、一般的な言葉になっています。滑舌の正確な意味を調べる場合は、業界の辞書か、業界人に確認してください。

「滑舌」を「活舌」と表現したこともあったのですが、今では「滑舌」で統一されています。

滑舌とは、言葉を伝える時のスキルです。「舌の周りが悪く、言葉が伝わらない」ということは、誰にでもあることです。それを無くす、限りなく減らすためのスキルです。

発声練習をやったことがありますか?声を大きく出す練習と思われている方もいるかと思います。発生練習とは、言葉をより正確に伝える練習です。声を大きく出す練習も、その内の1つですが、滑舌、息継ぎなしで声を長く伝える練習などがあります。声を仕事にする場合は、発声練習が基礎練習になります。この基礎が曲者で、いつまでも大事なことになります。